
新築住宅で失敗しないために
家は3回建てないと理想どおりにならない…、と言われています。それだけ家づくりは難しいということですが、普通の人はそんなことはできません。
では、住宅(メーカー)を選ぶことのどこがそんなに難しいのか、理由を整理してみると、住宅という商品の特殊性が浮かび上がってきました。逆に言うと、家づくりはこれらの観点を把握し、チェックポイントとして意識しておくと、自分たちの求める家の姿が見えてくるのではないでしょうか?
また、新築住宅で失敗せずに住まい選びの難しさを乗り越える「リスクマネジメント」の方法をご紹介します。
住宅は複雑、選ぶのが難しい-特殊な商品
建て方(工法)の種類が多いから
構造体としては、木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造などがあります。プレハブのほか木造では在来軸組み工法・2×4・板倉工法などがあります。
もちろんそれぞれに特性がある上に、各社独自の▲▲工法・■■システムなど説明を受けないと分からないものもあり、複雑になっています。
それぞれのメリット・デメリットを住宅メーカーからよく聞きましょう。
材料(建材)の種類・工種が多いから
木材一つとっても材種や等級、寸法の違いがあり、そのほか屋根、外壁、サッシ、…、数多くの要素があります。さらに、キッチンやシステムバスなどの住宅設備も、細分化されて専門用語も多くなっています。
これらを選び組み合わせて、家という形にまとめていくことになりますが、全てを一から調べ挙げること、どれもハイグレードにすることは難しいでしょう。
こだわりのポイントを決め、価格と相談しながら譲れるものは譲りましょう。
住宅メーカーの数が多いから
大手・中堅ハウスメーカーをはじめ、地域のビルダー、工務店、FC(フランチャイズグループ)など、各社特色が様々で、業界にいる人間でさえどのメーカーがどんな家を作っているか、きちんと説明できる人は少ないでしょう。
また、新規参入があったり小さな工務店が広告を出すようになり、選択肢は広がりましたが情報に溢れ、どこに頼めば良いか分かりにくくなってしまった印象があります。
探すことにキリはありません。期間を区切ってその範囲の中で絞りましょう。
性能基準が複雑だから
住宅性能表示、長期優良住宅…。年々住宅の性能は向上していますが、より基準も複雑になっています。また、それが実感としてどういうものかは受け取る側により異なってきます。コストにも影響するので、性能の過不足が気になるところです。
対応サービス:住宅仕様診断
基準に縛られすぎてオーバースペックにならないように。
イメージを買うことだから
注文住宅の場合、分譲住宅やほかの商品と違いこれから作るものなので、完成した姿を確認することができません。請負契約の目的物はあくまで想定であり、イメージです。
そしてこの目的を実現するために、契約を交わした住宅メーカーとの信頼関係の中で、家づくりを進めていくことになります。
契約してしまったら、その枠の中でしか動けません。住宅メーカーをよく見極めましょう。
対応サービス:ハウスメーカー診断
品質基準に曖昧な面があるから
住宅は出来上がると隠れてしまう部分が大半であり、ゆえに中身を確認することが大切です。
これからどんな方法で作られていくのか、説明されたとしても一般の方には分かりにくい・判断するがつかない点が多いでしょう。
もちろん「見た目の出来栄え」も大事な部分です。しかし、仕上がり程度については、見る人の判断や施工会社の基準によるものが大きいのが現実です。「こんなはずじゃなかった」という原因もこの見解の違いによるものが多くあります。
住宅商品だけでなく、住宅メーカー自体がどういうシステムなのか確認しましょう。
対応サービス:ハウスメーカー診断、工程インスペクション、新築インスペクション
家を建てるのは初めての経験だから
誰もが毎日どこかの住まいで寝起きをし生活しています。そういう意味では、皆さん家に住むプロではあります。
しかし、いざ家を建てるとなると話は変わります。家づくりは多くの方にとって初めてのことです。つまり経験を生かすことができません。
家づくり初心者が、少なくとも数十件以上の家づくりに携わってきたプロの人間と、専門用語を交えながら商談を進めていくことになります。(ちょっと緊張しますよね…)
それぞれのメリット・デメリットを住宅メーカーからよく聞きましょう。
対応サービス:スタートアップガイダンス、フリーコンサル、定期コンサル
世間の評価が見えにくいから
住宅の評価は時間を要するものです。住んでみて初めて分かることや、後から出てくる不具合があるからです。そして、リピーターという形で評価が反映されるのは、リフォームでは数年後、建て替える場合は数十年後になります。
つまり住宅の売れ行きは、見える部分(見た目と価格)によるものが大きく、本当に大切な見えない部分(住み心地・暮らしやすさ)は評価に反映されにくいということです。
家を選ぶ方には、参考にできる情報が少ないと言えるです。
見た目でなく中身が大事です。隠れてしまう部分をチェックしましょう。
対応サービス:ハウスメーカー診断、工程インスペクション、新築インスペクション
住宅メーカー選びの決断
最終的にどのハウスメーカー・工務店にするかの見極めと決断を、多くの方はご家族のみでされます。「当然でしょ」と思われるかも知れませんが、一般の方が限られた時間の中、大きな判断をするには難しさがあるのも事実です。
いざ、ハウスメーカーを決定する段階になって…
依頼先の候補としての複数のハウスメーカーと打合せを重ね、ようやくプランと見積りを手に入れることができます。もちろん大きな買い物ですので慎重に検討されることと思います。
しかし、各社の基準がばらばらで適切に比較できず、判断に迷いを感じることはないでしょうか?
- 商談を重ね見積りも揃ったが、どのハウスメーカーに頼んだら良いか決めきれない。
- 1社に絞ったが、本当にそのハウスメーカーに頼んで良いのか判断に自信がない。
- ストレスが貯まり、どのハウスメーカーが良いか分からなくなった。
そんな不安な気持ちを持たれるご家族も、少なからずおられるはずです。
それでもどこかに頼まなくては家が建ちません。相談するにしても、ご両親や知人にする場合、残念ながら一般的な心情にかかわる助言が多く、価格・性能・品質・信頼性についてきちんとしたアドバイスをもらうことは難しいでしょう。

薄氷を踏む思いでエイヤと依頼先を決め、後は不安を抱えながらも最後まで任せるしかない…。そんな姿は本来あるべき楽しい家づくりの姿ではありません。
運良く完全に任せられる会社にめぐり合え、まったく問題がないという方には余計な心配ですが、多くは「帯に短し、たすきに長し」ということで悩まれるのが実情のようです。
失敗しない家づくりのコツ
家を建てることは、個人(家族)にとっておそらく一度きりの一大事業です。失敗するわけにはいきません。石橋をたたいて渡ることが必要となります。
家づくりを何度も経験してきた人はまれです。「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。」と言います。プロの意見を聞く・力を借りることは、失敗しない家づくりをするための大きな予防策、リスクマネジメントではないでしょうか?

何かに本気で向かう場合、各業界にはサポートする立場の人間がいます。例えば、次のような場合を思い浮かべてみて下さい。それぞれ何らかのプロの知恵を活用しています。
家づくりのリスクマネジメントサービス
住宅(ハウスメーカー)選びのリスクとは、家が建ってから「思っていたものと違う」「掛けたお金に見合わない」ということです。そのため、いかに住宅メーカーの中身を事前に確認できるかが重要になってきます。
もちろん、住宅メーカーの見極めは人に頼らず独力ですることもできますし、それが失敗につながるとは限りません。しかし、家を建てるという経験をしたことのない事業に臨むなら、ノウハウのある人間の手助けを借りることは、けっして無駄にはならないでしょう。

第3者のプロに相談することは家づくりのリスクを軽減するための有効な手段ではないでしょうか。次ような方はどうぞご検討ください。
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